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石橋内科の医療・介護業界への想い

新しい地域の慢性疾患治療

石橋内科の医療・介護業界への想い

健康増進センター メディカルフィットネス「ベネチア」の役割り

最近、石橋内科の歩んできた道が一本に見えてきたことがあります。
20年前から生活習慣病(旧名成人病)の患者さんへの指導、病識への啓蒙活動をしてきましたが日本の栄養指導も運動指導もなかなか中途半端な感じがしていました。

今まではDrの診療でのアドバイスで、栄養指導はこんなものをたべたらいいですよ、どまり、運動は週2回20分以上の運動をしてください。位のアドバイスしか医療機関からは得られません。

私たちは認知症の高齢者も沢山見てきました。重度認知症は感知や治療が艱難です。MCI(軽度認知症、または認知症前段階)の段階で発見し、治療を行うことが最も大切なことです。しかし。認知症の原因がもっと若い年代の時からの高血圧、糖尿病、喫煙が三大要因です。喫煙以外は運動不足の解消により良くなるのです。

高血圧も糖尿病もそのこと自身では何も自覚症状はありません。多くのコンプライアンスの低い患者様が(良いです私の人生ですので。長く生きたいとは思っていません、今、好きなものを食べて暮らしたい。喫煙を含めて生活習慣まで変えるつもりがない。)という、どういえば患者様に病気を認識していただけるかコンプライアンスを高めることができるのか?指導側もされる側も今の医療制度では進まないのが現状でした。

ところが、高血圧、糖尿病を続けていると血管を痛めて動脈硬化になり、将来認知症になることが最近はっきりわかってきました。認知症は本人にとっても家族にとっても怖い病気だと思います。40代、50代、60代でその要因を取り除くのが一番良い方法です。

治療は薬だけではありません、生活習慣病は生活の習慣で起こったもので反対に言えば生活の習慣を変えると良くなるということです。食習慣と運動習慣。今まで食習慣は管理栄養士の指導でやってきましたが、運動習慣のほうはリスクを伴うので資料も少なく、場所もいるので本当に指導してくれる医療機関はほとんどありませんでした。

過去20年、患者様にコメディカルによるさまざまな指導を行ってきましたが十分とは言えないものでした。栄養指導は月一回20分程度(治療には栄養指導も大きな要因になりますが医療機関では医療保険を使うために回数に制限がありあまり大きな効果を出すのがむずかしいのです。

メディカルフィットネス

当施設(健康増進施設)ベネチアでは最初の2か月徹底介入します。管理栄養士は食べたものをすべて携帯メールで報告してもらいアドバイスします。多くの方が体重のコントロールが必要です、その方の基礎代謝量、最大筋力や筋肉量も増やさないと上手に体重は減りませんしリバウンドしていまいます。

(ベネチア)では、医師の処方箋をもとに、理学療法士、管理栄養士。トレーナーが一体となって患者様の疾患のデーターに基づいて、運動、栄養プログラムを立てて治療に結びつけその方の生活習慣を改善する。検査データーを見ながら患者様とプログラムを変更し理解しながら実行する。それこそが真の意味での治療だと思います。

今、私たちはモデル患者のデーターを取っていますがやはり薬が一剤減らすことができたり、血圧が落ち着いたり体重を減らしたり効果は出ます。

病状改善の道筋を最初の3か月でつけて後は本人が生活習慣を適切に守りジムに通うことで管理させていただく長く続けていただこうと思います。

ドクターや患者様は生活習慣を変えるより悪くなってからの薬剤治療を続けて安易な方法を取っているのです。私たちは2年前にメディカルフィットネス学会と出会いました。学会の目的は“日本の健康寿命の延長と・医療費の削減”です。あまり沢山の学会員はいません。とてもこじんまりした勉強会です。(運動機器メーカーのテクノジム(イタリア本社)が協力し大学教授や医師、理学療法士、コメディカル、健康運動指導士、トレーナ、管理栄養士などが年2回の割で(11月地方と6月東京)学会形式で集まっています。

今年の第9回メディカルフィットネスフォーラムで私は筑波大学の田中清次教授に出会いました。先生は自治体にメディカルフィットをコンサルする民間会社THFも設立しておられることもなさっておられます。筑波大学では大学の学問を民間に運用することを試みているのではないかと思います。私のやりたいことをお話し自分でももう少しだなと感じました。
たとえば私は3か月も濃厚フォローと思っていましたが先生は患者様には1か月で目に見える成果をとおっしゃいましたし、内臓脂肪の測り方の位置やCTスライスの面積ではなく脂肪の体積で測ること、指導していただきました。先生も当院に興味を持っていただき是非近日に来ていただける約束になりました。

本当に必要なことなのになぜ医療機関や医師は良いとわかっていてしてこなかったのでしょうか?
それは

  • リスクが高い(目の届かないところで勝手に病人に運動をさせて何か起こらないか)リスクのある人に運動を進めるのは慎重に進めないと事故につながる
  • 人材がいない(医療機関が縦割りでも知識も十分とは言えない。運動指導に経験が少ない)
  • 金にあまりつながらない。(今の国の制度が低い)薬を減らしても医師や薬剤業者にもメリットはない。患者様の払える金額は運動ジム程度ですが、手間は10倍かかる。

①リスクは内科医や循環器科、整形外科の医師に聞くとリスク管理は必要ですが運動のリスクより運動の効能のほうが大きいことは明らかです。引き受ける信用ある機関さえあればというのが医師の気持ちなのです。

当院のジム(ベネチア)を見ていただいたと思いますが、あそこは医療機関とは少し離れていますのでヘルスケア2000という別会社で(私が取締りなのですが)経営するつもりです。

当院では新しい試みですので具体的には少し遅い進捗状況でしたが今回の田中教授の訪問により大きく変わると思います。今、健康増進施設の認定を厚生労働省に1月か2月には申請するところです。流れは提携医療機関(石橋内科、センチュリー病院・将来は他の医療機関にも使ってもらいたい)・スポーツ認定医師から処方箋を患者様がもらいベネチアに持参し当施設(ベネチア)の職員が立てた具体的な運動、栄養プログラムを職員と実行するというものです。一応制度はありますがとてもレアなことです(①②③の理由で)。

患者様は使用料、入会料の費用が税金の医療費控除が認められます(患者様は使用料のたぶん年間十数万を支払い医療控除を2万数千円戻ってくる)病院は処方箋代と患者様への医師ができないフォローが手に入ります。今回も“政府の成長戦略「日本再興戦略」改定2014未来への挑戦”にも運動指導サービスのことがいくつも謳われました。

日本の将来には必要なことが実証されもっと制度化されて一般的になることを願っています。

要件を満たせば、一般スポーツセンターは今も申請は可能ですが、医療機関と直結していないことと、医療のわかる人材がいないので結果を適格に出したり、伝えたり、リスクに備えたりすることが難しいと思います。
これからは予防医学の時代が来ると思います。それが将来の認知症予防につながり、糖尿病や高血圧を薬以外の方法で改善することで健康寿命を長くし、今、日本の国費を圧迫している医療費や介護費用を軽減させる一番良い手段だと思います。長い道のように思いますが“火事は小さい火の間に消す”のと同じで案外早く結果も出るのではないかと思います。まだまだこれからですが、健康年齢を伸ばし、長い意味では認知症で家族が苦しまない地域を作る努力を続けたいと思います。