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調理師INTERVIEW

私は30年以上料理の世界で生きてきました。ホテル、レストランなど様々な職場を経験し、フランス、アランデュカスでの研修など、広く携らせていただきました。好きな道ですので、どんな環境においても充実した時間を過ごしてきましたが、ベテランと呼ばれる今になって、これほどまでに面白くて、刺激的な職場に恵まれるとは考えてもいませんでした。石橋内科の厨房はこれまで培ってきた技術と知識を注ぎ込んで、なおかつ新しいチャレンジをしてみたいと思わせる魅力に満ちています。

「病院の食事はまずい」。多くの方がそうおっしゃいます。そして「治療の一環なのだから仕方がない」と受け入れる方がほとんどです。そこに正面から異議を唱えたのが石橋内科。「滋養があって、見た目・香りもよく、食べやすいものを、一人一人の患者様に合せてお出ししたいのです。できれば新鮮な驚きもあった方が良いですね」。


そう言われて、あなたなら「無理だ」と思いますか?それともやる気をそそられますか?私は俄然後者でしたし、そこで共感し合える方に入社していただきたいと思っています。

石橋内科ではすべての職員が何らかの委員会に所属し、研究発表を行っています。NST(栄養サポートチーム)では、ドクター、看護師、管理栄養士、ST(言語聴覚士)などいろいろな職種の方が集まって、栄養管理を適切に実施するための方策を考えています。

その中で目からウロコの気づきがありました。これまでゼリー状に固めたソフト食が、嚥下に問題のある方にとって最善だと信じて疑わなかったのですが、必ずしもそうではないことを教えられたのです。そこでこれまでの考えを一旦リセットし、チームのメンバーからの情報を元にフランス料理のテクニックを用い、ソフト食と融合させてみました。するとソフト食より柔らかくて、おいしいと言っていただける料理ができたのです。


これは他職種の意見を聴けたからこそできたこと。もしNSTがなければ、治療食・療養食としてのソフト食というのはこういうものなのだと思い続けていたことでしょう。一般常識という名の思い込みを打ち破り、“患者様にとってそれは良いことなのか”だけを基準に、様々な挑戦を続ける石橋内科。私もその一員として、更なるチャレンジャーであり続けたいと思います。