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介護支援専門員INTERVIEW

石橋内科で働いて7年になります。以前は、障がい者施設で社会福祉士として働いていましたが、介護の知識やスキルを高めたいと思い介護支援専門員の資格を取りました。

石橋内科の法人に決めたきっかけは、事務長の人柄と法人が掲げる経営理念。面接時、応接室に入ると大きく飾られた「患者様の求める手作りの医療」という言葉が目に入りました。それについて尋ねると、事務長はやさしい口調で、丁寧に、想いを聞かせてくださいました。それぞれにいろいろな想いを持った「人」対「人」の医療サービスだからこそ、決して型にはまってはいけない。患者様、利用者様一人ひとりと向き合い、信頼関係を築き、こころの通った医療福祉を目指しているという法人の想いにとても感銘を受け、こんなところで働いてみたい!と思い入職を決めました。


現在は、介護保険サービスの調整や相談、利用者様のご自宅にも伺い、普段の生活のご様子を見に行っています。患者様や利用者様が生活の中で困っていることなどを見つけ出し、改善に向けたサポートを行っています。

過去に、脳腫瘍の手術を終えた患者様がおられました。手術は成功しましたが、麻痺が残っていたので何をするにも塞ぎがちになり、元気がないご様子でした。私は、その方をなんとか元気にしたい一心で、セラピストに相談しました。そしてセラピストと、患者様の容態や症状も考慮し、通所施設で行う「リハビリ運動会」のリレー競技に参加していただくことをご提案しました。

初めは、「歩くのもおぼつかないのに、走ることなんてできるかな?」と参加を悩んでおられた患者様。それでもご家族のご協力もあり、リレーに参加されました。すると、その方は見事な走りを見せてくれたんです!私たちも驚きましたが、もっと驚いたのはご本人!自分のからだの回復を、身をもって感じられ、それをきっかけに自信がついたようです。そのときの患者様の、本当に嬉しそうな顔は今でも忘れません。
その後その方はリハビリ施設を卒業され、今では新幹線に乗って友人と旅行を楽しんでおられるそうですよ。

最初にもお話した、「患者様の求める手作りの医療」。これは、患者様や利用者様の立場に立って、その方がその方らしくいられるために、私たちが考えることから生まれるものだと思います。法人内の介護支援専門員は現在8名。まだまだ少ないんですよ!人数は多ければ多いほどいいと思っています。それだけ、それぞれの個性で、様々な視点から患者様や利用者様のために、最適なケアを届けられると思うからです。

変わり続ける医療福祉のあり方に、法人として強みを持ち、柔軟に対応していかなければなりません。石橋内科は「医療」という母体のもと、通所施設やメディカルフィットネスなどの施設を通して、患者様や利用者様の自主性を高める働きかけを率先して行っています。コンセプトを大切にしたエンターテイメント性ある通所施設やイベントなど、こころの中から元気にできる取り組みを考えることがこれからの医療福祉には必要です。


ここでの介護支援専門員は本当に成長できると思いますよ!ドクターや看護師、セラピストに栄養士といったその道のスペシャリストがいる。自分だけではきっと見つけられない、患者様や利用者様へのサポートを届けられる場所だと思います。